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  • 執筆者の写真SATOSHI

なぜSATOSHIは「モテないガリ男」から「モテマッチョ男」になれたのか?②

更新日:2019年2月3日

こんにちはSATOSHIです。


さて、前回からの

続きを書きます。

(よかったら①から

見られてください。)



身長172cm 体重53kg



20歳から筋トレを始めた

ホワイトエノキの、

超ガリガリ君が、



独学の筋トレと

気合い飯の増量法で、

70kgまで体重を増やし、

素人ながら、なかなかの

ムキムキボディを手に入れ絶好調。



当時23歳。



ノリノリの人生を

手に入れたわけですが、



どうやら乗ってる波が

よろしくないということに

気付かず、

行ってはいけない方向へと

行ってしまうのです。



というところまでが、

前回までのお話。



では、

続きを。




まあ、

乗っちゃったわけですよ。



調子に。



もうノリノリのノリノリ。



もう宙に浮いてましたから。

イリュージョンなみに。



今の俺ならなんだってできる!



筋肉もある!

元気もある!

精神力もある!



今まで、

俺をガリだと

馬鹿にしてきたやつら、

見たか!



俺は無敵じゃ!


と。



そんな無敵勘違い

筋肉野郎だったわけですが、



残念なことに、

ひとつ欠けてるものがあって。



とても大切なものがポッカリ。




それは、




「人生の目標」



当時、

チタンを中心に扱う、

健康ショップの販売員として

勤めていたのですが、



まあ、毎日仕事に

行くのが楽しいわけですよ。



だって元気も

筋肉もモリモリですよ。



そりゃ無敵ですよ。

不満が出るわけがない。



「あなたに会うだけで

元気になるわー。」



なーんてお客さんに言われ大人気。



「ありがとうございます。」

「サトシの大胸筋も大喜びです。」



こんなちょいキモなギャグも大ウケ。



そんな、

楽しい毎日を送っていたわけですが、



ある時ふと思うんです。



「あれ、俺、これから先、

ここでずっと働くんやろか?」

「この会社で何がしたいっちゃろ?」



そんな風に毎日考えるようになり、



もしかして、これは、

毎日楽しいけどただ単に

「ぬるま湯」に

浸かってるだけやないんかな?



と、思うようになり、



さらには、

「あ!ここにいちゃいかん!」

「抜け出せんくなる!」



とまで。



よし、

今の俺なら何でもできる!

やめるぞ!



と、

新たなステージを目指し、

退職するのです。



まあ、

ここまでは、

いいのですが、



いったい何をやったらいいのか、

さっぱり。



やりたいことかぁ。



特にねえなあ。



よし、

まずはやりたくないことを、

書き出そう。



一番やりたくない仕事。



んー....




飛び込みの

セールスマンかな...




一番やりたくない仕事やってみたら

どうなるっちゃろ?...



やってみるかあ。



一番やりたくないことを、

やってみたらやりたいこと

見つかるかも。



みたいな、

ほんと変態的な考えで、

一番やりたくないと思った、

飛び込みのセールスマンを、

やることにしたのです。



ほんと、

なんだそれ?

って感じなのですが、



今思えば、

こいつはアホなのかと。



しかも、

何を思ったか、



よし、

自分をもっと追い込まないかん!



フルコミッションや!

(固定給なしの完全歩合制)



よっしゃ!

この筋肉と元気でガンガン稼ぐぞ!

みたいな。



私ドSなのですが、

なんとも超ドMな選択。



まあ、

そんな感じで、

ムキムキ

フルコミ飛び込みセールスマンが

誕生するのです。



何をセールスしたかというと、



ホームページ

自動作成ツールのソフト。



それを、

会社やお店などに飛び込みで、

営業に行くのです。




筋肉と全然関係ない。



今でこそ、

ワードプレスやWIXで、

だれでも簡単にホームページが

作れますが、

当時はそんな便利なものはなく、

ホームページを作るのは素人では、

チンプンカンプンで

かなりの労力がいりました。



それが誰でも簡単に自動で作れる

という当時では画期的な

ソフトを販売してました。



さあ、

果たしてうまくいったのか?



結果。



見事なまでの散り具合。



その散り方も、

全く美しくなくボロボロです。

ノン、あっぱれ。



毎月何件の契約を

とっていたかというと。



なんと、




0件。



気持ちいいぐらいゼロ。



今では、

糖質ゼロ、

カロリーゼロ、

素敵なゼロの響きがありますが、



契約ゼロ。


もちろん完全歩合ですから、

給料ゼロ。



こんな平和な国で、

なんと悲しい響きでしょうか。



その期間四ヶ月間。



四ヶ月で朽ち果てました。




そりゃそうですよ。


最初はイキがってイケるとか、

勘違い。



いざやってみると。

そりゃそんな甘い世界ではない。



だんだん、

ネガティブな気持ちになり、

負のオーラマイスターへ。



そんなやつが飛び込みで

やって来たら怖いわ。



このソフトによって、

沢山の方が救われる!

喜んでもらいたい!



とか1mmも

思えなかったんですから。



逆に、

俺を救ってくれい。

と、思ってましたよ。



まあ、そんな奴ですから、

契約が取れるわけがない。

うまくいくわけがない。



それでも時間は刻々と過ぎる。



ほんと命の無駄遣いです。



もち、

給料ゼロですから、

ご飯は食べれません。



家賃滞納、

電気、ガス、

全てストップ。



生きてるライフラインは、

水道のみ。



でも、

なんか食べないと、

フラフラするので、



チロルチョコを一個食べて、

真夏の猛暑の中、

営業に行くのです。



あ、当然、

車ないし、交通費ないし、


チャリです。



汗だくで

ヨレヨレスーツ着て、



チャリ立ち漕ぎ

セールスマン。



そんなセールスマン

他にいるんですかね?




夜は、

部屋の電気がつかないので、

真っ暗。



どうしよぉーと

思ったところに

前職で同僚の女子に頂いた、

キャンドルを見つけ

それで明かりを灯す。



しかも、

それがチョコレートの香り。



俺、甘いの苦手なのに。

昼はチロルチョコを食べ、

夜はチョコレートの香りの

キャンドルを電気代わりに。



なんという、

奇跡の巡り合わせ。



「なんでチョコの香りやん!って」

一人で突っ込む姿が笑えない。



あ、そうそう。


ガスが止まる前、



なぜか、

小麦粉だけあったので、

それを水で溶いてフライパンで

焼いて食べたら。



こんなに腹へってんのに。

あまりのデンジャーな味に、

震えたのを覚えてます。



そんなこんなで、



体重が72kgまで

増えてたんですが、

見事に62kgに激減。



「あっらー飯食わんかったら

こんなに減るんやー!ガーン!

筋肉さよならー」みたいな。



1着しかないスーツはぶかぶか。



あぁ懐かしいなあ~



真夏のアスファルトの照り返しが

暑くて、

ダルダルよれよれスーツは汗だく、



飯食ってないから、ふらふら。



するといきなり、

立ち眩みがおこって、

よろける。



こけそうになって必死で

右手で掴んだやつが、

ポールとポールを繋ぐ

チェーンだった。





そりゃかなり不安定で


掴んだ右手が

激しく左右に


バインバインバイーン!


と揺さぶられ、



見事に転倒。



このシーンせつなくて

涙もんですよ。



ほんと、

その当時の俺に頑張れーー!!

って大声で言いたくなる!

俺は今楽しく幸せに生きてるぞー!

だから頑張れーサトシー!!って。



ということがあったりと、



ま、

今となっては、

いい思い出。



と、

いうことで、



「てか、ほんとに

ちゃんと考えなマジやばいわこれ」



とさすがに思い。



これからどうするか

本気で真剣に考えた。



やっぱやるなら、

自分の好きなこと、

得意なこと。



コツコツ続けてこれたこと。



あったかな…



2つあった。



①絵を書くことと。

②筋トレ。


実は私、

グラフィックデザインの

専門学校卒なんです。


(※デザイナーを目指さなかった

理由はまた機会があったら書きます。

今では本当にいい選択をしたと

思っています。)



そして選んだのが、

トレーナーの道。



気付くの

遅っ!!w



というか、

正直、それまで

全くトレーナーになりたいと

思ったことがなかった。



人に教えるとか

考えたことがない。



では、

なぜトレーナーに

なろうと思ったのか?



私は、ご存知の通り、

体に対するコンプレックスが

かなりひどく。

それを解消するために

筋トレを始めました。



そして、

自分に自信がつき

ビックリすくらい

人生が変わった。



その神様から頂いた恩恵は、

自分のものだけにするのではなく、

感謝の気持ちで

世の中に還して

いかなければいけないと、

思ったのです。



私と同じように、

自分に自信がなく

悩んでいる人たちの、

お役にたつ存在になろう。



好きなことや、

得意なこと、

やりたいことではなく。



私が「やるべきこと」



が見つかった瞬間でした。



4か月間の

給料0円

ダメダメセールスマン

という経験は、



結果。



やって超良かった。



上手くいかなかったことを教訓に、

新たなステージを

用意してくれたことに、

心から感謝できるようになりました。



だから気づけた。



とは!

いうもの。

トレーナー人生はこれから。



当時24歳。



さて、

ここからなんです。



「SATOSHIトレーナーへの道」



まずは、

働かせてくれるとこ探さなきゃ。



ということで

次回に続く。



いつも最後まで読んで下さり

ありがとうございます。

SATOSHI



福岡の経営者を最強にする。

COMPLETE GYM

https://www.complete-gym.com/


































































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